えんがわあぶり

精神疾患を馬鹿にしていたら自分が精神障害者になっていた。

感受性が強すぎる

ミミズのゲームにハマっています。寿司マーブルです。

slither.io

面白いのでやってください。私の最高点数は15000です。

 

※気持ちのいい話ではないので気分が悪い人は見ない方がいい。

 

感受性がとても強いです。

自分の描いた絵を見て「こいつの一生はこの造形で終わりなのか…」と切なくなり、私がいない間に何とか動けるようにと生首だけで終わらず体を描き足すこともしばしば。

関節がぐちゃぐちゃですが無いよりましだろう。どうせなら笑顔の方がいいだろう、と思って描くこともあります。いや、動かないんだろうけどね。

おかげでおにぎりに付着した細菌のことも考えてしまい他人のおにぎりは食べれません。過程を見なければよかったとおもう食べ物は数知れず。寿司も高いところだとお手てで握るでしょ。やめてくれ。

人はこれを潔癖と言います。

 

昨日、面白半分で見たアダルトビデオで脳みそがバグを起こしました。

AV女優は可愛い女の子でした、なかなか見かけない顔面偏差値の高さ。

AVは基本的にパッケージ詐欺でやたら乳がでかいカエルが出てきたりするびっくり箱ですが、そもそも演技がゴミすぎて「てめぇ舐めてんのか!!!!(舐めてはいる)」と文句を言いながら見ますが、その女の子の演技はむしろたどたどしさが良い…と思えました。私は可愛い女の子には甘いです。

映像の内容はファンのためにどんないうことでも聞きます!というもので、最初のシーンは女の子と謎の犬が和気あいあいとしているだけなのもあり、言うてもソフトSM程度かな?と考えてました。

 

今思えばあそこでやめておけばよかった。

 

「演技」と「本能」の境目

本番に入りました。

先ほどの女の子がベッドの上にちょこんと座っています。部屋はピンクを基調としており、ベッドももちろんピンク色。壁にはうさぎやくまのイラストが飾られていました。

かわいい部屋にかわいい女の子。そこにカメラを持った男が入ってきます。

しばらくやりとりをした後男はおもむろに女の子の首を軽く絞めました。

ここで「AVで首絞め…初めて見た…」と少し驚く。女の子の顔は期待と興奮に苦悶が入り混じった表情で熱っぽくカメラを見つめます。男は力をどんどん強め

 

そこまではよかったんです。いやまあよくあるよね!そういうプレイってね…女の子がちょっとM気質なんですというアピールにもなるしね…。視聴者を置いてけぼりにさせない感じは大事だよね…うん…。といった感じで。

 

詳しく書くといろいろなところから怒られそうなので直接的な表現は避けますが、そこからプレイはどんどんエスカレートしていき、「このままだとこの女の子死ぬな」という表情が見えた時点で感情の歯車がズレました。

おそらくですが、痛いと言ってはいけないと言われていたようで「ありがとうございます」「ごめんなさい」「もっといじめてください」を何度も何度も絶叫しながら繰り返していました。叫ぶことで痛みを緩和させているようで、叩かれた場所は赤く腫れているにも関わらず男の力任せに何度も叩かれていました。一回本能的にその部位を守ろうと手が伸びたのがとても痛々しくて見てられず、それと同時に「AVの規制の境目ってどうなってるんだろうな…」と思いました。

普通にAV見てると女性の視点からは「いやそれは絶対気持ちよくない。膣ドカタでも切れるレベル」という行為は数多く見受けられますが、今回のはそれ以前の問題でした。でも以前女の子がぼこぼこにされるAVで話題になったバッキーも現在名前を変えて活動しているみたいですね。需要はあるんでしょうね。

どんどん目がうつろになる中、絶叫し、それでも快感を得ているとアピールする女の子。「演技」と「本能」の境目が徐々にブレていきます。

すると男が女の子の後ろに回り、思いっきり首を絞めました。女の子はカメラに向けて足を広げ、がむしゃらに手だけを動かします。どす黒く膨張していく顔と焦点の定まらない目、「ヴヴッ」「ガッ・・・」と声にならない声を必死に上げる様子に思わず目をそらしました。男の人に力を弱めてくれと訴えかける手もはねのけられ、その後苦しみから解放された女の子は吐きそうになりながら「気持ちよかった、もっといじめてください」と言いました。

 

この子、こんなことされるために生まれてきたわけじゃないよな。というかこれって倫理的にどうなんだろうか。全人類の幸せなんてこの世に存在しないんだな…

 

そこはかとなく…気持ち悪い…。

 

それからそのことばかりが頭を回ります。何を見ても何をしても、寝るときも彼女の顔が頭にこびりついて離れません。客の需要を考えてこれが制作されたんだとしたらこれを嬉々として実行する人がいるんだろうな。そうすると第二、第三の被害者が生まれる。自分は嫌だな。これを求められたら耐えられない。画面の向こうの彼女の様に苦しい思いをした経験があるからこそ、微妙に自分と被ったんだと思います。

男の人に触られることがこんなにも怖いことかと久々に思いました。

 

朝起きてもその気持ちはぬぐえず、隣にいた彼氏に触られることすら拒みました。

性交に対する嫌悪感が振り切れてしまい、お肉や魚、野菜までも「セックスに汚された汚物」にしか見えず、これから先水しか飲めない…と本気で考えていました。

認知のゆがみって恐ろしい。

 

しだいに糖分が足りずに頭が回らなくなり感情がどんどんマイナスに進みます。

 

 

あれ…

 

彼氏に手を握られることすら怖くて、ご飯も食べれないんじゃあ、生きてる意味がなくないか?

 

気づけば彼氏を包丁で脅し、泣きながら罵詈雑言を浴びせ家から追い出した後、自分でひもを作って首を吊ろうとしていました。

 

ただ、私壊滅的に自殺の才能がない。技術の授業で居残りをしていた理由が判明しました。物を作るのへたくそすぎるだろ。

口紅で遺書を書き(バスルームじゃないよ)いざ死のうと体を楽にした瞬間、紐についていた謎の突起がのどをえぐり「グェッ」となったところで思考が落ち着いてきました。

 

めっちゃ…馬鹿なことしてないか…???何でひもに突起がついているんだ???

 

とりあえず…頭を落ち着かせよう…。

 

その場にあったものを食べ、心配してくれた人にメッセージを返し、かまってちゃんじゃね~かよ~とまたちょっと泣いて、こういうことを繰り返して生きていくんだなと悟りました。

ドアを開けたら彼氏はしゃがんで待ってくれていました。本当にごめんね。

 

BPDの診断は出ていないけど、確実にそうなんだよな。

人に迷惑をかけたくないし私が男だったらもう確実に逮捕されてるし、さっさと病院に行かないといけないな。体重も落ちてるし。

病気のこと考えると「この先こんなつらい思いして治療するなら死ぬか…」となりがちなのでやめよう…やめやめ…。

 

やめれねえ…あの女の子にも幸せになってほしいな。

読んでくれてありがとう。これ読んだ後はさっぱりした音楽でも聞いてくださいね。