タフネス中村さん。
「アホ」という存在が好き、寿司マーブルです。
中村さんの記事を拝読しました。さすがの文章力。ぜひマネしたいものです。
「感想求ム」とのことでしたので、私なりに感想を書いてみようと思います。
とりあえず真剣に書くから真剣に読んでほしい。感想頂けると幸いです・・・
中村さんに向き合います。 それはもう真剣に。
中村さんという人
恥ずかしくて『セックス中じらす』ことが出来ない。『触ってほしい?だ〜め♡お預け♡』みたいな寒いコントみたいなことは出来ない。どうしても女の子から『どうせおまえの愛撫なんてたいしたことないんだからもったいぶんなよ..このクソ非正規が...』って思われてる気がしてすぐ触ってしまう..
— 中村 (@udon_zuruzuru) 2017年3月2日
頭のいい人だと思います。Twitterでこれだけ気持ち悪いことを書いているのに、女の味をそれなりに楽しんだだけの文才があります。女はスキルに惹かれがちです。中村さんは「文才」「人間性」のスキルが通常とは異なった形で発揮されたのだと思います。
そして注目するのはアイコン。「こいつが呟いているんだな」と思わせるハイセンスな選択です。アイコンは自分の顔のようなもの。そしてその顔が話す内容のどこをかいつまんでも驚くほど気持ちが悪い。
こうして時間を書けずに中村さんを見つけた第三者が中村さんに何かしらの期待をすることがなくなります。ヘイトを集め続けるアカウントの完成です。
けなしているようですがこれはすごいことです。
そもそも私は中村さんに股をゆだねる女の気持ちがさっぱりわかりませんでした。そして一つ仮説を立てました。
おそらく、実際の顔はこのアイコンより普通なのでしょう。
そして興味本位で近づいた女性がオフで中村さんに会ったとき、かっこよくはないのに「あれ?思ったよりも”かっこいい”かもしれない…?」となっている可能性が非常に高いのではないでしょうか。ヤンキーがゴミ箱にゴミを捨てると褒められるのと同じ原理で、良い意味で裏切られるとその人への評価は上がります。期待されていないならなおさらその反動は強くなりますね。
悪手ともいえますが、中村さんほど現実においてのスキルが皆無な場合、これは非常に効果的だと思います。(※個人的見解とツイートで読み取れた範囲で予測しています)
でも勘違いしてほしくないのが、中村さんのような考えを持った人間はたくさんいるということです。
「自分はブスだがブスは嫌い。努力せずして若くてかわいい女の子とだけ大人の遊びがしたい」というわがままでだらしのない欲望は、「自分はデブだがダイエットは嫌い。白米を永遠に食べていたい」という女のみっともない欲望と同義です。
でもみんなはそんなわがままをひた隠します。嫌われたくないからです。
他人から正論で殴られなくても、本人が「なんてわがままな欲望なんだ…」と理解し、白い目で見られることがないよう、黙っていたり言い訳をしたりして自分を守るのです。
つまり中村さんの文には「オブラートに包む」というコマンドがない。人間が日ごろ感じているありのままの欲望を吐き出しているだけです。それを持ち前の気持ち悪さで包んだことにより「なんだかこいつやばいぞ」と誰も憧れない特別感を手に入れてるのだと思います。なんでそんなもので包んでしまったんだ。
頭はいいけど中村さんは普通です。しいていえばかなり気持ち悪いだけです。
厚かましい人間は嫌われる
厚かましいとは、人の迷惑を考えず、ずうずうしいことを言います。
例えば、結婚をしたくないのにお見合いの話を勝手に決められてしまったり、家でゆっくり休みたいのに元気を出せと居酒屋に連れていかれたり。
人によって感じる迷惑はそれぞれですが、人は考えて、他人とコミュニケーションを図ります。苦手な人もいます。失敗もします。良かれと思ってやったのに価値観が合わず、嫌われてしまうこともあります。
そういった成功や失敗を繰り返して、人と人は適切な距離をつかんでいくのです。
中村さんはそのステップをひどく嫌う傾向にあるようですね。
体から相性を決める恋だってなくはないですが、それはコミュニケーションレベルの高い人が行うことであって、決して中村さんのようなレベル上げを怠る人間がしていいことではないです。
道中のモンスターを倒さずしてボスは倒せません。それくらいはわかりますよね。
もうこれは完全に僕に興味が無くなっている・・・と思った。絶望的な気持ちだった。
いや元々僕に興味なんて無かったのかもしれない。
彼女には素敵な彼氏がいる。
元々僕のことは『ツイッターでちょっと話題になったから会ってみただけでそれ以上の感情は無かった』のかもしれない。
状況分析はとても達者のようですね。
「ありのままの自分をほめてもらいてぇなぁ~~~~~~」という他人から承認されたい気持ちは誰にでもありますが、このブログからにじみ出る厚かましさを私は現実で感じたことがありません。
彼女のことをいたわっているように見えて、最後まで読めば中村さんの、中村さんによる、中村さんのためのマインドケアでしかありませんでした。
このようなことを言っている裏で「でもきっと違うと誰かが言ってくれる、『中村さんはそんなに落ち込むことないです。悪いのはその女!とりあえず私のおっぱいをもんで元気を出して♡』と言ってくれる。」と考えていそうなのも容易に想像できてしまいます。そしてこれは当たっていると思われます。ずうずうしい!(※偏見です)
恋愛は見世物じゃない
前提として、恋愛は美しいものじゃありません。instagramやTwitterで乳繰り合うアカウントたち、その背景には目も当てられないいさかいが数多く横たわっています。彼らはその地獄と地獄にある隙間や一瞬を切り取って「プラトニックラブフォーエバー…」と酔いしれているだけなのです。
Twitterで「別れました」とサーチをかけたときの死屍累々を見たことがあるでしょうか。恋愛を見世物にした後に残るのは屍だけです。恋愛は見世物として扱うにはリスクが高すぎるため、凡人が手を出していいものではありません。
でも、なんでしてしまうんでしょう。
ルブタンの財布の様に彼氏をちらつかせる女は山のごとし。
「もぉうちにゎこいっしかぉらん♡」といった茶番猿のごとし。
「今日は、いい日だったな** #today #dinner #love #forever #boyfriend #xoxo」というハッシュタグの無意味さカモノハシのかかとにある毒針のごとし。
中村さんも上記と全く同じことをしているのです。目を覚ましてください。他人が密接に絡み合うできごとを素敵な思い出の様に脚色してまで、あなたが手に入れたいものは何ですか?野草ですか?
ならば公園に行きましょう。もう春の足音が近づいてきていますよ。
可愛くて優しくて、若い女の子
僕は彼女のことが大好きだった。二十歳の大学生。とても可愛くてとても性格の良い子。喋りもとてもおもしろい。
彼女と会って話して彼女のことを好きにならないのは不可能な気がする。男性はみんな彼女のことが好きになると思う。
そんな子だった。
そうなんですね。そんな女はどこにでもいます。
若さはその時だけのもの、可愛さはあなたの主観で決まるもの、性格の良さは心を開いていない相手にならいくらでもとりつくろえます。むしろボロは相手を信頼してからやっと出てくるものです。だから優しくて当たり前なんです。
勝手に彼女を美化するのはやめましょう。そしてそれに乗じて己の思い出も美化するのはやめましょう。泣いたからなんですか。悲しいからなんですか。気持ち悪いおじさんが若い女に縋って仕方なく乳をもませてもらっただけの話ではないですか。
恥を知りなさい。
よく考えればこの女性には彼氏がいます。彼氏がいるのに中村さんと会います。
きっと中村さんのことが好きであったらキスは受け入れていました。でもきっと、それは中村さんでなくても受け入れていました。そんな女の子です。
小悪魔という言葉を知っていますか。
中村さんは、自分の価値を高めてくれそうで、気づいたらいなくなっているような危うい存在ほど追いかけたくなるだけです。そういう性分なんです。
いつでもそばにいるような女より、いつかどこかへいっちゃうようなそんな女がいいんでしょう。(♪SHISHAMO/花)
もし仮に。
中村さんがもしもその女性とお付き合いすることができたとして、その女性の「簡単に異性と会う」という性格は何か起きない限り覆りません。そして中村さんが言うようにそれだけ素晴らしい女性なら、きっと中村さんより素敵な男性がちょいちょいとそそのかすでしょう。
その時に中村さんはどんな行動をとりますか。恋愛って話をするとか手をつなぐとか、セックスをするとかそんなコマンドばかりじゃなくて、もっと醜くて、どろどろしていて、面倒ですよ。
―――実らない恋、失恋、初恋、二度とは戻らない時間―――
美しいように書けばいくらでも書けますね。サラダが美味しいだけで世界は美しく見えるのです。
皮肉にも中村さんの文才によって思い出は儚くも美しいようにリピートされているのでしょうが、気持ち悪いおじさんが若い女に縋って仕方なく乳をもませてもらっただけの話です。
2回言いました。この恋を文章にする意味ははたしてあったのでしょうか。
もう一度考えてみましょう。
自分の価値を高めるだけに他人を利用するな
中村さんが今までしていたセックスは他人の体を借りただけのオナニーに過ぎません。
体が感覚を覚えていても心がついてきていないのはそのせいかもしれませんね。
Xさんみたいに可愛くてちゃんとしたご家庭で育ってしかも性格がおもしろい子とセックスしたり映画を見るの本当は1回に何十万
ぐらい払わないと出来ないことなのに毎回無料でやってもらっててごめんね。。もし僕にお金があれば払うんだけどごめん。
付き合っていない相手にここまで言えるのはすごい。自己否定は相手が自分に期待や一定の好感をしていないとできない技です。
中村さんのブログの端々に
「否定しろ!!!!!!俺の否定を否定しろ!!!!!!」
という欲求がべったりとこびりついています。一刻も早くクレンザーで掃除したい。
中村さんはその女性の価値に惚れこんでいるだけです。
たぶん僕は一生片想いしか出来ないタイプだろう。頭のおかしいメンヘラから好かれることはあってもまともな女性は僕を愛してくれないだろう...むなしい...
— 中村 (@udon_zuruzuru) 2017年3月9日
選り好みをするくらいですからね。
確かにメンヘラと付き合った場合のメリットあるか?と聞かれれば「無い」と即答します。
女性も中村さんのブログやツイッターで興味が出たんだと思います。
「これだけ自分をさらけ出せるなんて、どんな人なんだろう?」
でも会ってみたら、思ったよりましだった。ましというか、普通だった。
あっという間に手玉にとれて、別に要らないし、価値がないからポイされただけ。
インターネットからつながるがあるなかで、中村さんが費やすべきは文章でしょうか。
それともほかの何かかもしれません。こればかりは自分自身に聞かないと答えは見つからないと思います。
こんなことを書いたところで
中村さんは、とてもタフです。これだけ自分を分析して、分析した結果何の成果も生まれないと散々わかっていてもなお、ブログやツイッターで同じような自戒(ともいえる自己防衛)を更新し続けています。
きっとこのブログの感想も様々な方からいただいていることでしょう。それはさながら集中砲火。私も中村さんを土に埋める勢いで書きました。
「二度とこんなことはするなよ…」という意味を込めて。
でも、中村さんはきっと土の中から蘇ります。「でも僕は…」と、土まみれになりながら這い上がってきます。
うつむきながら左手を「いやいや」と前に出し、ゆっくりと私たちの前に現れるのです。
その後に続く言葉を聞いて、誰かがまた石を投げつけるのでしょう。でもあなたは何度でも蘇るのでしょうね。自己防衛がうまい人は何投げつけてもモロに食らったように見えて何も食らってません。
うらやましいです、中村さん。
真の敵は中村さん自身。私たちはただの雑魚です。なのでこれも書く意味すらない。中村さんのハートに響くことはない。
鉄の処女の中に閉じこもり、自分を傷つけているように見えて、自分を一番抱きしめているんですね。
なんて虚しいのでしょう。中村さん。あなたはきっと5年後もそのままです。
最後に
僕「ハートの絵文字」
これは今後二度と交際関係にない女性に送ってはなりません。
理由は好意のない相手からの好意ほど気持ち悪いものはないからです。以上です。