えんがわあぶり

精神疾患を馬鹿にしていたら自分が精神障害者になっていた。

何もやる気が起こらない

何もやる気が起こらない。

 

受動的に娯楽を手に入れやすい時代になったからこそ、自分から何かを成そうという気持ちにならないのだと思う。

ツイッターを開けば様々な人間の人生を垣間見ることができるし、YouTubeを覗くと実に活き活きとした人たちがコンテンツを提供してくれる。

ゲーム実況を見るだけでゲームをした気になれるし、器用な人の作品を見るだけで、自分が作り出せる限界を軽く飛び越えたものを見せてくれる。

 

病気になってから、薬なのか症状なのか、脳みそがうまく機能していない感覚に陥る。

過去の自分と照らし合わせ、ただ部屋で横になっている自分が情けなくなる。

 

先日、京都に行った。行けば何かが変わると思ったから。

しかし、実際のところ何も変わらず、体調を悪くしただけで終わってしまった。

鴨川でお酒を飲んでもただぼんやりとするだけで、二度と青春は取り返せないのだなと痛感した。

 

家でお酒を飲み、動けなくなった状態で寝落ちする。

深夜2時に目が覚めて、歯磨きもしないまま布団にもぐりこむ。

皮脂で固まった髪の毛と、指紋だらけのスマートフォンが、人生の悪化を実感させる。

 

ブログを書こうと思ったのも、何かが変わると思ったから。

実際のところは面白い文章を書けるわけでもなく、ただ虚しい。

何者かになりたいと思う年齢ではなくなったものの、そのまま夢を抱くこともなくなり、なんとなく死ぬのは痛くて怖いからという理由だけで生きてきてしまった。

とはいえ、死ぬ死ぬと言っているのはかなり情けない行為だし、未来もないし、早めに人生の選択をしないといけない。

 

うまいこと人生が好転して、エッセイストとかで食っていけたらいいと思う。

人が形にしてほしい気持ちや感情をうまく突いて金を得たい。

それができないなら高等遊民としてのんびり暮らしたい。寝ているだけで人生が終わるような。

 

あー、PlaystationのTシャツ欲し。